John Willie のこと。

●アーティストの中に、なぜ、John Willieが入っていないのか、
不思議に思われていた方も多いのではないでしょうか。
私自身、大変好きな画家だし、真っ先に掲載したい絵でした。
しかし、手持ちの資料の大半がモノクロでカラーのものを捜していたのです。
モノクロのものを掲載して置いて、カラーの絵が手に入ったら差し替えればいい。
そう考えたこともあるのですが・・・・・・
ウイリーはやっぱりカラーだよな・・・などと考えている内に時間が経ってしまいました。
今回、ニューヨークで出版された、SWEET GWENDOLINE に、カラー版があったのです。
印刷製版は大変良い出来ですが、何しろ原画が50年前の水彩画です。
保存状態もあまり良くなかったように思えます。
それでも、John Willie の魅力は損なわれておりません。
厚さが3センチもあるハードカバーの画集で、コピーを取るのに苦労しました。

●印刷されたものは、天地23センチほどの大判ですが、掲載は天地500pixで72pix/inchす。
以前にも書きましたが、印刷物と同じクオリティーにならないようにしているのです。
これでも、正確に言えば版権の侵害です。
出版元から苦情が出れば掲載は取りやめざるを得ません。
本は368ページ、今まであまり出なかったデッサンやアイディアスケッチなどもあって、
満足の一冊です。
私の好みで、カラー版10点ほど掲載しました。お楽しみ下さい。

John Willie を見る。

■掌編小説募集の件
予告して置いて、いっこうに募集しない。
大変申し訳ないと思っておりますが、12月21日に英国より帰国いたしました。
今年4月初旬に再び英国に行きます。帰国は9月頃でしょう。
小説の募集となると、一応〆切まで3ヶ月くらい。
となると、再渡英の時期と重なってしまうのです。
で、今回は見送ることにいたしました。
英国で落ち着いたら、募集するかも知れませんが・・・・・・

平 牙人

8/JAN/2001