【ジャクソン家の人々(その3)】Crystal
4日目にして、とうとう私は、ジューンさんのお仕置
きを受けることになりました。お仕置きの理由は、「お
部屋を片付けなかった事」です。毎朝、語学学校に出て
行くとき、ベッドメイキングをしなければなりません
が、やはり慣れてなく、中途半端にしか出来ません。特
に今朝はシャワーの後、急いで着替えて、汚れたパン
ティーとブラをベッドの下に押し込んで行ったのが見つ
かってしまいました。
語学学校から帰宅した私に、ジューンさんは、
「まり子。あなたは、あのお部屋をどう使っているの?
特に、女の子が下着を脱ぎっ放しにするものではありま
せん。3時のティータイムの後リビングルームで、お仕
置きをします。そのつもりでね。それでは、お部屋を片
付けなさい。」
と、静かに言われました。私は、
「はい。」
と言って、部屋に戻って、ベッドの回りを整頓しまし
た。
暫くして、ミシェルが学校から帰ってきたので、この
お仕置き宣告の話をすると、
「まり子。それは仕方が無いわ。いさぎよく、お尻を打
たれなさい。まり子は、パドルのお仕置きは初めてだっ
たわね。ママの12打のパドル打ちは、身にしみるかも
ね。きっと、腫れたお尻で、2日間は椅子に座るのはつ
らいわよ。実は今日学校で、私もお尻にお仕置きの笞を
頂いたのよ。地理の宿題をカンニングして、ミセス・シ
リングに12回も籐笞で打たれたの。さすがの私も、7打
目からは泣いちゃった。」
と、ミシェルは制服のスカートをさっとめくって、白の
セミビキニのパンティーに包まれたお尻を私の方に向
け、少しパンティーをさげました。ミシェルのかわいい
お尻には、真っ赤な蚯蚓腫れの笞痕が何本もありまし
た。
「すごい。痛そうね。」
と私が言うと。ミシェルは、悪戯ぽい笑顔を見せて、
「4日くらい、笞の痕は消えないわ。でも、今の私に
は、こんな厳しいお尻打ちもたまには必要なのよ。ああ
それから、お仕置きの前には、必ずトイレを済ませて、
新しいパンティーに履き替えておくことね。」
「どうして?」
と尋ねると、ミシェルは、
「それはね、お仕置きを受ける時のマナーなの。」
とミシェルは微笑みながら私のお尻を軽くパンと叩き、
緊張している私を勇気付けてくれました。
私の心臓の鼓動は、3時が近づくにつれて、段々大き
くなっているように感じました。
3時のお茶の時間に、ジューンさんとミシェルは、ミ
シェルが今日学校で受けたお仕置きの話をしていまし
た。ミシェルは、お尻が痛くて、椅子に座っているのも
大変みたいでした。私は緊張のあまり、お茶とクッキー
は、喉を通っただけで、何の味もしませんでした。
お茶の後、私は、ミシェルの言った通りに、トイレを済
まし、お部屋に戻って、セミビキニの白いパンティーに
履き替えました。そして、1階のリビングルームに下り
ていきました。私の心臓は張り裂けそうです。既にリビ
ングルームには、ジューンさんとミシェルが居て、ちら
りと見ると、ジューンさんの右手には、先日見たパドル
が握られています。私がリビングルームに入ると、
ジューンさんは優しい声で、
「まり子。今からあなたのお尻をこのパドルで12回叩き
ます。お仕置きの効き目があるように、スカートも捲く
ります。いいですね。あなたに厳しくお仕置きをするの
は、あなたをミシェルと同じように愛しているからなの
よ。さあ、私のお膝の上に乗りなりなさい。」
「はい。」
と私は返事をしたのですが、小さな声しか出ませんでし
た。ジューンさんのお膝の上に腹ばいになると、
「まり子。カーペットに手をついて。そうそう。それか
ら膝は着かないで、もっとお尻を上に上げなさい。そう
そう、いい子ね。」
ジューンさんはそう言いながら、私の紺色のミニスカー
トを背中の上の方まで捲り上げました。私のお尻は、ま
さにお仕置きに最適な格好です。そして、太腿とお尻
に、冷たいこの部屋の空気を感じました。お部屋の真中
には暖炉があり、薪のはじける音だけがして、静けさを
増しているようでした。ジューンさんの右手が上がった
気配を感じ、『今からお尻を打たれるんだ。』と思った
時、ミシェルの声がしました。
「ママ。まり子は、パドルでお仕置きされるのは今日が
始めてですって。」
「まり子。それは本当?」
と、ジューンさんから尋ねられたので、
「はい。」
と答えました。
「それでは、ウォーミングアップとして、先ずは12回お
尻を平手で打ち、その後で、パドルで12回のお尻打ちに
します。」
『えっ。12回の平手打ちが増えちゃった。ミシェルの意
地悪。』とその時は思いました。後でミシェルに教えて
もらったのですが、笞やパドル打ちに慣れていない私の
お尻には、ウォーミングアップはとっても大切だそうで
す。
「まり子。始めますよ。」
「パン。」「パン。」
ジューンさんは、私の左右のお尻を交互に叩きました。
最初の一打目から、お尻に手形が残るような痛みです。
「パン。あっ。」「パン。あっ。」
“お尻を打たれている。”とすぐわかる大きな音が、家
中に響いています。私は、恥ずかしくて『早く終わって
欲しい。』と思うのですが、ジューンさんは、ゆっくり
私のお尻を叩いていきます。
「パン。あっ。」「パン。あっ。」
「パン。あーん。」「パン。うー。」
「パン。あっ。」「パン。あーん。」
「パン。あっ。」「パン。いたーい。」
やっと、12回のウォーミングアップが終わりました。こ
れだけでも、私にとっては十分すぎるお仕置きでした。
お尻を触ってみると、熱く、腫れあがっています。
ジューンさんは、私の手を押さえて、
「まり子。お仕置きの姿勢に戻りなさい。そうそう、
カーペットに手をついて。今からが、本当のお仕置きで
す。初めてのあなたには、少し厳しいかもしれません
が、中途半端なお尻打ちでは反省できません。少しは泣
いてもいいわよ。ただ、お仕置きの姿勢を崩すと、パド
ルの回数を増やしますからね。そのつもりで、しっか
り、このお仕置きを耐えなさい。お返事は?」
「はい。」
私は小さな声でお返事をして、最初のパドルをじっと
待っていましたが、なかなかお仕置きが始まりません。
お尻は、ジンジン痛むし、パドルの怖さは増すし、
ジューンさんは、インターバルをとることで、お仕置き
の効果を上げているようでした。とうとう、パドルが振
り上げられる気配を感じました。
「バシ−ン。あーん。」「バシーン。いたーい。」
目から涙が飛び出しました。先ほどの素手のお尻打ちと
は比べ様も無い痛みです。そして、パドルの大きな音。
「バシ−ン。わーん。」「バシーン。いたーいよー。」
私の泣き声に比例するように、ジューンさんのパドルは
強くなる一方で、ゆっくり私のお尻の半球を交互に叩い
ていきます。パドルがお尻に当たるたびに、私はお行儀
悪く左右に腰を振ってしまいます。
「バシ−ン。あーん。」「バシーン。いたーい。」
腫れあがった私のお尻に、堅いパドルが張り付いていき
ます。
「バシ−ン。わーん。」「バシーン。わーん。いたー
い。」
お尻の皮が擦りむけてしまったんじゃないかと思ったけ
れど、お仕置きの姿勢は崩しませんでした。だって、1
2回のパドル打ちでも、私には永遠に終わらないお仕置
きのように思えたからです。
「バシ−ン。あーん。ごめんなさーい。」「バシーン。
いたーいよー。」
ジューンさんは、一旦、パドルの手を休めて、
「まり子。よく我慢したわ。それでは、最後の2打で
す。この痛みを十分に味わって、今日のお仕置きをお尻
に覚えておきなさいね。」
と、ジューンさんは、今までよりも強い力で、パドルを
打ち下ろしました。
「バシ−ン。あーん。あーん。」「バシーン。いたーい
よー。あーん。あーーん。」
やっと、これで終わりです。お尻は火がついたように熱
く腫れあがって、ズキズキ痛みます。さっきは、肌寒
かったのに、今は背中に汗をかいています。私はやっ
と、立ち上がってスカートを下ろすことを許されまし
た。ジューンさんは、べそをかいている私をそっと抱き
しめてくれました。ジェーンさんの胸に顔を埋めると、
甘い香水の香りが、私の心を慰めてくれて、お尻の痛み
とは裏腹に幸福な気持ちになりました。
(続く)未完