私は今岡順子、高校二年生です。毎朝、西武新宿線で親友の三田麻耶と一緒
に、私立T高校に通学しています。私は引込み思案で運動音痴なので文芸部に所
属していて、麻耶は好奇心旺盛でスポーツ万能なのでバレーボール部のキャプテ
ン。
興味も性格も違う二人が何故お友達になったかと言うと、一ヶ月前に、数学
の有川先生から二人一緒にお尻打ちのお仕置きを受けた事がきっかけです。それ
は10月の第一週の木曜日のお昼休みでした。私は授業中の内職が見つかり、麻
耶は宿題忘れがバレて、お尻に籐鞭を頂く事になりました。先生の研究室で受け
るお仕置きでは、自分でパンティーを下げて制服のスカートを上げて、自分でお
仕置きの姿勢をとらなければなりません。有川先生は、突き出された私たちのむ
き出しのお尻に、6打の籐鞭を打ち降ろされました。お仕置きの後教室に急ぐ廊
下の途中、麻耶は、ヒリヒリ痛むお尻をスカートの上から摩り、悪戯っぽく笑い
ながら、
「これで、今岡さんと、本当のしりあいになったんだね。」
と、駄洒落を飛ばしていました。その時は、『変な子』としか思わなかったけれ
ど、次の日の朝、H駅のプラットホームで電車を待っていると、後ろから突然、
「今岡さん、おはよう。昨日のお仕置きの跡、残ってる?結構、痛かったよ
ね。」
と、麻耶が大きな声で話し掛けてきました。この7時43分の西武新宿行きの電
車には同じ学校の女子高生が沢山乗ってきます。麻耶の大きな話し声を聞いて、
私の隣に立っていた一年生四人の視線は、瞬間的に私たちの制服のミニのスカー
トのお尻の方に向きました。私は恥ずかしくて、
「うん。」
と、肯いただけでした。その日から私は、陽気で大胆な麻耶のこんな性格が大好
きになりました。それから、麻耶はこんな性格に似合わず、学校一の美少女なん
ですよ。麻耶と一緒に居ると、男の子からも女の子からも必ず注目され、羨望の
目で見られます。
確かにその日の朝、シャワーの後、鏡に映してみると、赤い6本の縞が白い
お尻にくっきり残っていました。そして、パンティーを履いても、その笞の跡は
全部隠れませんでした。私たちの学校は、良妻賢母をモットーにしている女子校
ですが、休み時間などはふざけ合って、友達同志お互いの制服のミニのスカート
を捲って、その日のパンティーの色と形を調べっこします。セクシーなパン
ティーを履いてる子などには、
「今日は、デートなの?」
と、冷やかしたりするのです。でも、こんな時に前の日に頂いたお仕置きの跡な
ど見つけられると、お互いに冗談が冗談でなくなり気まずくなってしまいます。
だから、お仕置きを頂いた次の日は、お嬢さんぶって、おとなしくしていなけれ
ばなりません。

この『パンティー調べ』は、私たちの世界では挨拶代わりの行為なのです
が、先生に見つかると、パンティーを見た方も見られた方も二人とも生活指導室
に呼ばれお仕置きを受ける事になります。先生方も、これがお互いの了解済みの
ふざけっこである事をご存知だからです。この時のお仕置きは比較的軽い罰で、
初めての時は小型のパドルで6回のパンティーの上からのお尻叩きなのです。そ
こで、欲求不満が募ると、カップル(私たちの学校は女子校なので女同志のカッ
プルなのです。)のどちらかが、わざと先生の前で相手の制服のスカートを捲
り、二人で一緒にお尻を叩かれに行くのです。クラスのお友達のほとんどが、こ
のお仕置きを体験しています。

私も今までに三回ほど、麻耶の策略にはまり、このお仕置きを受けました。
生活指導室に呼ばれるのは、やはりお昼休みです。これは、三度目のお仕置きの
時のことです。私たちは、生活指導室への廊下を歩きながら、
「麻耶があんなことするから、今からお尻をお仕置きされるのよ。スカート捲り
のお仕置きは、これで三度目だよ。麻耶は本当に意地悪なんだから。麻耶なんか
嫌い。」
と、言葉では麻耶に文句を言いつつもお仕置きへの期待感で、私の心は高ぶって
いました。特に、生活指導室のドアの前に立つ時には、『お嬢さん育ちの私たち
が、先生にスカートを上げられ、男の子に見せられないような恥ずかしい格好
で、体罰を受けるんだ。』と、自分が悲劇の主人公になったようで、胸がいっぱ
いになります。何故だか分かりませんが、17歳の私たちは時々厳しいお仕置き
が欲しくなるんです。ここが女子校だからでしょうか。勿論、私たちが望むの
は、お尻への体罰のお仕置きをです。そしてお仕置きの機会が巡ってくるその時
は、『素直にお尻を出して、最後まで頑張って笞を受けよう。』と言う従順な気
持ちになります。こんな私の気持ちを知ってか、麻耶は、
「今日のお尻打ち当番は有川先生だから、きっと順子のお尻は真っ赤に腫れちゃ
うね。かわいそうに。でも、そのギンガムチェックのパンティー、とても順子に
似合ってるよ。」
と、大きな声で言うので、廊下ですれ違った下級生が下を向いて笑っています。
麻耶はさっき私のスカートをお尻の方から捲って私のパンティーを見たばかりで
した。私は、恥ずかしくて顔が赤くなってしまいました。

生活指導室に着きました。ノックをしてドアを開けると、そこには有川先生
が椅子に座っておられました。ガランとした部屋の中に入ると、既に部屋の真ん
中には私たちのお仕置きの為に二脚の頑丈な木製の椅子が並べてありました。こ
の椅子には何度もお世話になっています。有川先生は、私たちを見ると、
「またあなたたちなの。本校一の美人カップルが、そろってお仕置きを受けに来
たと言う訳ね。お仕置きレポートには『二人でお行儀の悪い遊びをした。』と書
いてあるわ。ちょっと待って。指導記録を見ると、これで三回目か。規則で三回
目は12回のパドル打ちです。お行儀の悪いお嬢さんたち、今日は少し泣いても
らうはよ。覚悟する事ね。」
麻耶も私も、心の中で、
『えー。そんなの知らなかった。大変な事になったよ。』
と、お互いに顔を見合わせました。机の引き出しから有川先生は、案の定中型の
パドルを取り出し、
「さあ、お仕置きを始めます。用意をして。新入生と違って、あなたたちは始め
てじゃないんだから、ぐずぐずしない。そうそう、スカートをもっと上げて。椅
子の背にお腹を乗せて、しっかり椅子の腕を握りなさい。今日はとっても痛いわ
よ。我慢できるかしら。今岡さんはギンガムチェックのパンティーね。それにし
ても二人とも二年生になって、すっかり大人のお尻ね。でも、知ってるでしょ
う。あなた達のような若い女の子には、特に厳しいお尻打ちが必要なのよ。その
ためにあなた達もここに来るんでしょう。あらあら二人とも、先週の籐鞭の跡が
薄っすら残ってるわ。それでは12回のパドル打ちを始めます。今岡さん、もう
少しお尻を突き出して。」
隣を見ると、麻耶も白いビキニパンティーに包まれたカッコいいお尻を突き出し
て、最初のパドル打ちを待っています。有川先生は、以前のお尻打ちの時も私た
ち二人のお尻を一回づつ交互に時間をかけて叩かれたのですが、今日は私のお尻
から先に叩かれるつもりのようです。私は、いさぎよく力を抜いて、お尻を突き
出しました。有川先生は、
「それでいいわ。」
と、言われ、パドルを振り上げられました。

「バチン。バチン。」
私と麻耶は第一打目に目から火が出るほどの痛みを感じました。
「バチン。バチン。」
「バチン。バチン。」
第三打目までは、声も上げずに我慢出来ましたが、一旦声が出ると止まりませ
ん。
「バチン。アッ。バチン。アッ。」
「バチン。アッ。バチン。アッ。」
「バチン。アッ。バチン。アッ。」
やっとお仕置きの半分が終わりました。私たちのお尻は火が付いたように熱く、
お尻全体がズキンズキンと痛みます。有川先生は、机の上にパドルを置き椅子に
腰掛けられ一息ついて、
「三田さん、今岡さん。今日のパドルはいかが。十分反省出来てますか。今から
が本当に痛いのよ。」
と言われました。私たちは、あまりのお仕置きの痛さに何も答える事が出来ませ
ん。自分のお尻を見る事は出来ませんが、麻耶のお尻は既に真っ赤に腫れ上がっ
ています。3分位の休息のあと、有川先生は再びパドルを持って立ち上がられま
した。そして、
「残り6打を始めます。我慢出来なければ、泣いてもいいのよ。さあ、今岡さ
ん、しっかりお尻を出しなさい。スカートの裾が下がって来ています。ちゃんと
背中の方に上げなさい。そう。よろしい。では始めます。」
「バチン。アッ。バチン。アッ。」
「バチン。ごめんなさい。バチン。ごめんなさい。」
麻耶も私も、自然に『ごめんなさい。』と謝りながら、泣いてしまいました。有
川先生のパドル打ちは生徒に人気があり、お仕置きの終わりになるほど強く、そ
して正確にお尻の上部から下部へまんべんなく打たれるのです。痛さに耐えられ
ない私は、打たれる度に、お尻を前後に動かしてしまいます。
「バチン。ごめんなさい。バチン。ごめんなさい。」
「バチン。わーん。バチン。わーん。」
「バチン。わーん。バチン。わーん。」
最後には、泣き声だけになってしまいました。最後の一打は、お尻の一番下の部
分に打ち下ろされました。太股との境目で、とても痛い所です。
「バチン。わーん。バチン。わーん。」
やっと、お仕置きが終わりました。私たちはすぐ体を起こすことが、できません
でした。
「学校一の美少女二人が、いつまでも、スカートを捲ってパンティーを出したま
までグスグス泣いているなんて可笑しいですよ。セクシーと言うより、『小さな
子供みたいだ。』って笑われますよ。」
と、有川先生はいつもの調子で私たちをからかわれます。
私たちは、やっとスカートを下ろし制服の乱れを直し、有川先生にお仕置きのお
礼を言い、生活指導室を後にしました。

廊下に出た時、麻耶は涙でキラキラひかる眼差しで、
「とても痛かったけど、なんだかスーとしたね。有川先生からの笞は、手加減が
無いから好き。順子はどう。」
「私も同感。でも、お尻全体がズキズキするわ。二三日すると、きっとお尻に大
きな青痣が出来るわね。」
「その時は、また順子のスカートをめくって見てあげるからね。」
「麻耶のバカ。そんなことしたら、今度は私が麻耶のお尻をお仕置きするか
ら。」
「えー。運動神経ゼロの順子にそんな事できないよ。べー。」
と麻耶は、舌を出しお尻を突き出したので、すかさずスカートの上からお尻を叩
いてあげました。私自身がびっくりするほど、私の手のひらは麻耶の左のお尻に
ヒットし、
「パチン。」
と、良い音がしました。流石の麻耶も、
「痛い。」
と飛び上がり、スカートの下の赤く腫れたお尻と、白のビキニパンティーが見え
てしまいました。

その日の午後の授業では、まともに椅子に座れませんでした。帰りの電車で
は、二人ともお尻が痛くて制服のミニのスカートの上からお尻を摩っていまし
た。電車に乗り合わせた男子校の人たちも、私たちが日頃受けているお仕置きの
噂話し聞いているので、好奇の目で私たちの制服のミニスカートに包まれたお尻
を見ています。きっと私たちのお尻に付いた笞の跡を想像しているのでしょう。
私は、毎日、通学電車の男子校の男の子を見ながら、『頭が良くて、私が我が侭
な時は、ちゃんとお尻をお仕置きしてくれるボーイフレンドが居てくれたら嬉し
いな。』と、考えています。H駅で電車を降りると、麻耶と私は、
「二三日の間は、お家でも学校でもお仕置きの種は蒔かないことにしようね。」
と、二人で誓って、それぞれの家路につきました。
「完」

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