秀哉君は、英語・フランス語ペラペラの若い美人OL寺島美由紀嬢からお仕置きの洗礼を受ける所であった。と言うのも秀哉君は、お向かいに住んでいる美由紀嬢の部屋を双眼鏡で、彼女の更衣やお風呂あがりのタオルを巻いた肢体や、恥ずかしい姿を覗いていたからである。それを知った美由紀嬢は、一計を案じ、秀哉君に親切な言葉をかけて彼を巧みに自分の部屋へ誘い込んだ。若い女の部屋らしく、小綺麗で気の利いたインテリアで飾ってあり、香水の香りをさりげなく利かせているところに、女性らしさを感じさせた。
美由紀嬢は、ひじ掛けのない椅子に腰掛けていた。水色のミニスカートからニョキッと出た白く形の良い二本の脚をピッタリ閉じてやや斜めに揃えて座っている姿がハッとするほど美しい。
最初は秀哉君をリラックスさせるために、ケーキと紅茶でもてなしたり、テレビやマンガの話をしていたのだが、やがて本題に切り出した。
「ところで秀哉君、この間、望遠鏡で私の部屋を覗いてたみたいだけど、何を見ていたのかな?ダメよ、惚けても、私知っているんだから。正直に言いなさい。」美由紀嬢は努めて穏やかに言った。
秀哉君は、正直に謝る以外、方法はなかった。
「お姉さん、御免なさい。僕、綺麗なお姉さんに憧れていたものだから、つい覗き見してしまいました。御免なさい。本当に御免なさいっ。」秀哉君は精一杯謝った。
「そう。よく正直に話してくれたわね。ありがとう。私を綺麗だなんて言ってくれて嬉しいわ。でもね、覗き見なんて卑劣な事よ。そういう事は私はゆるせません。お仕置きしなくっちゃね。」
「お仕置き?」
「そうよ。悪い子は、こうやってお仕置きするのよ。」美由紀嬢はそう言って秀哉君の左手をつかんで引っ張り、自分の膝の上に俯せに乗せた。美由紀嬢はゆっくり秀哉君のズボンに手をかけ、くるぶしあたりまでひきずり下ろし、秀哉君の丸出しのお尻が美由紀嬢の眼前に晒け出された。
「さぁ、お尻ペンペンですよ。秀哉君、可愛いお尻ね。私の太腿はムチムチッとして温かいでしょう?でも秀哉君お尻は寒いみたいね。だってガタガタ震えているんですもの。でも安心してっ。私のこの手で、うんと熱くしてあげますからね。さぁ、男らしく、歯を食いしばって耐えるのよ。わかった?」美由紀嬢は色っぽく美しく微笑んで、白く美しい手のひらを、秀哉君のお尻目がけて思いっきり振り下ろした。
ペチン、パチン、ペンペン、ペチペチ、ビジン、ビジン・・・・・・・・
「痛い、痛いよぉ〜っ!」秀哉君は泣き叫んだ。しかし美由紀嬢は、一向に打つ手を緩めようとはしなかった。「当たり前ですっ!痛いからお仕置きって言うのよ。この位のことで泣き喚くなんて、なんて弱虫なのっ!」美由紀嬢は更に強く秀哉君の尻を打ち続けた。秀哉君のお尻は見る見る赤く腫上がり、痣が出来んばかりであった。しかし一方では、こんな屈辱的なお仕置きを受けながら、こういう状態がずっと続いてほしいと思う自分を不思議に思った。美由紀嬢の女の匂いのする部屋の中で、綺麗な女性に膝の上に俯せられて、剥き出しのお尻を彼女の眼前に晒け出し、白く美しい手のひらでお尻をペンペン叩かれている。そういう状態の中で、美由紀嬢のピッタリ閉じ揃えた二本の美しい脚を見、彼女のセンスのいい化粧品の匂いを感じると秀哉君は得もいえぬ興奮を覚え、美由紀嬢の太腿にこすりついていたペニスは見る見る膨れ上がり、美由紀嬢の太腿をグイグイ押し付けていた。もちろん、彼女にもそれは分かってしまった。ヒステリックに秀哉君の尻を打ち続けながらも、美由紀嬢の顔が一瞬赤くなったのを秀哉君は見逃さなかった。それを考えると、火の出るようなお尻の痛み,も、いつしかヒリヒリとした心地よい快感に変わって来るのだった。
「コラッ!お仕置きされているのに何オチンチンなんか固くしているんのっ!全然反省していないのねっ!いいこと、もし私のストッキングに汚いものをこぼしたら、もっとひどい目に遭わせますからねっ!覚悟なさい。」
71,72,73,74・・・・ピシャン、ピシャン、プシャン、プシャン、パペチン、パペチン、何回叩かれただろうか?たとえお尻ペンペンのお仕置きをされていたとしても、こんな美しい、日頃から恋心を抱いていた美由紀嬢と二人っきりで一つの部屋の中で時を過ごし、スキンシップ(?)が出来たことを最大の幸せだと、秀哉君は感じるようになっていた。
117,118,119・・・・・ペン、ペン、バム、バム、それにしても美由紀嬢のお仕置きは一体いつ終わるのだろうか?
「痛いよぉ〜っ!許して〜っ!」
近所には、お尻叩きの音と、秀哉君の泣き叫ぶ声が大きく響いていた。
[終]
By H.T
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