その女の、気取ったような威張ったような、
なんとも不快な口調は、かれこれ30分は
続いていた。
その女は、小学校3年生の息子・勇介の担
任教師で、岡部直美である。
年齢はおそらく20代半ばで、美人という
よりは、どちらかというと可愛いタイプの
顔立ちをしていた。家庭訪問用に少しおし
ゃれしてきたのであろう、水色のワンピー
スがなんとも眩しい。
こんな素敵な女性と話が出来るのだから、
とても幸せな気分になるはずなのだが、
俺はだんだんイラついてきていた。
今日は家庭訪問の日なのだが、妻と離婚し、
息子と二人暮らしの父親としては、会社は
午後からの出社にし、この女を待っていな
ければならなかったのである。
最初、この女が玄関に現れた時は、まるで
まわりが美しい花で埋もれたような輝きを
感じた。しかし、今はそれが嘘のようであ
る。
忘れ物が多い、落ち着きがない、掃除当番
をよくサボる・・・・etc.
淡いピンクの柔らかそうな唇から発せられ
る言葉は、全て息子の悪口であった。
「お父さん、聞いてるんですか!?」
頭にキーンと響くような叱声で俺は我にか
えった。
この女の[色香]と、
[息子の悪口を聞かされる]という、
美と醜のなんともいえない調和の中で、
俺はボーッとしていたのだ。
「は?」
「ですから、勇介くんは
ワガママすぎるんです!」
「すいません。御迷惑をおかけします。」
「親の身勝手で子供に淋しい思いを
させているという負い目から、息
子さんを甘やかしてはいませんか?」
「・・・・、ずいぶん
はっきりおっしゃいますね。」
「失礼は承知の上ですわ。」
「承知の上、って 、あんたにそこまで
言われる筋合いは無い、
と思うんだが・・・・・・・・。」
「でも、勇介くんが・・・」
「勇介の何処が悪いっていうんだ!?」
俺は切れかけておもわず怒鳴ってしまった。
その女は一瞬俺の大声にひるんだものの、
もともと気丈な正確なのか、同じくらいの
声の大きさで言い返してきた。
「さっきからお話ししている
じゃありませんか!?」
「もっと子供の長所を伸ばすような
教育をしたらどーなんだ?
悪いことばっかり言いやがって!」
「教師を侮辱するような言い方は
やめて下さい。
私は信念と責任を持って、
勇介くんのクラスを受け持っています!」
俺は口ごたえをする女が大嫌いだった。
妻と別れたのも、それが原因といえば原因だった。
「何が信念と責任だ!笑わせるな!
20何歳の女にそんな大層な事が出来るか!」
「なんですって!?」
女も俺の態度に切れ始めた。
教師なんていう職業は、現実には程遠い世界での
偏見の中で、他人を見下したような気持ちを持っ
た、どうしようもない連中である。
尊敬もされていないのに、「先生、先生」とみん
なから呼ばれるていい気になっているのは、学校
の教師ぐらいのものである。
「お前に俺の息子の何がわかる!?」
「私は勇介くんの担任です。
毎日、勇介くんの生活態度を見ています!」
「俺はあいつが赤ン坊の時から見てるよ。
他人で、しかも、教師の経験が2、3年のお前が、
親よりあいつを理解出来るわけねェだろ!
馬鹿か、お前は!?」
「言葉を慎みなさい!」
「お前こそ誰に口きいてるんだ!?
こっちは家庭訪問だっていうから、会社を半休に
して待ってたんだぞ!
息子の悪口聞くだけなら、会社行けばよかったよ!」
すると、女は立ち上って、
「もういいです!話になりませんわ!
子供も子供なら、親も親ね!」
と吐き捨て、くるりと向こうをむいてその場を
去ろうとした。
俺は女が言ったその最後が許せなかったのと、
立ち去ろうとする女のふくらはぎから足首の
ラインが放った色香のせいで、思わず、
自分でも信じれれない行動に出てしまった。
女の肩をつかんで、床の上に引き倒し
てしまったのだ。
ドンと尻もちをつき、悲鳴をあげる女教師。
「何,何をするんです!?」
膝元が少しめくれあがって可愛らしい膝小僧が
俺の目を突き刺すように輝いた。
そして、俺を睨み付ける鋭く吊り上った目つきが
俺の心に落雷した。
「今言った言葉、許せねェ!
訂正して謝れ!」
「どうして私が謝らなければならないの!」
「なんだと!?」
「謝らなければならないのは、
そっちじゃありませんか!?
こんな乱暴をして!
私が訴えたら、あなた婦女暴行の傷害罪よ!」
切れた。俺は切れた。もう駄目だ。
俺は口答えする女は大嫌いなのだ。許せないのだ。
可愛い息子の事をクソミソに言われ、ここまで
生意気な態度をされたのでは、俺は耐えられない。
俺はその女の腰をかつぎあげ、奥の部屋へ投げ入れた。
「きゃっ!」
今度は太腿くらいまで裾がめくれあがった。
やや太めではあるが、きれいな足だった。
危険を感じて、その女は叫んだ。
「誰かーっ!誰か来てーっ!」
俺は夢中で襲いかかった。
喚きちらし暴れまわるその女と、まるでプロレスのような
格闘がつづいた。
ポルノ映画やAVでなら、2、3発頬をはり倒せば
女はおとなしくなるが、現実は違った。
俺が力任せに何度頬をはっても、女の動きは弱まらない。
はった数だけはり返され、顔をひっかかれ、耳を引張られ、
現実は厳しいものである。
とは言っても男と女では腕力が違う。
鳩尾に御見舞いした一撃で、勝負が決まった。
動きが鈍くなった女の腰のあたりに俺は抱きついた。
「や、やめてっ!放してっ!」
俺はスカートを思いっきり捲り上げた。
「きゃーっ!」
パンスト越しに、女のパンティーの色がベージュである事が
確認出来た。
それにしても、デカいケツだ。
尻フェチの俺にはこたえられない、魅力的な臀部だ。
「や、やめてっ!そ、そんな事をして
ただではすまないわよ!」
俺は女のその言葉でハッとした。
そうだ、こんなデカいケツをしているのだから、
スパンキングしてやろう。
自分がレイプされると思っているこの女に
レイプ以上のダメージを与える事が出来るのは
スパンキングしかない。
俺達親子を馬鹿にした罪でお仕置きしてやるのだ。
これで俺の行為も正当化出来る。
俺はほくそ笑んで、女に言った。
「そんな事ってどんな事だい?先生よォ!」
「・・・・・」
「あんた、俺があんたを犯すとでも思ってるのか?」
「!」
「うぬぼれるなよ。あんたに抱く価値は無い。
俺はお前みたいな性格の悪い女には興味がねェよ。」
「な、なんですって!
じゃあ、どうしてこんなひどい事をするんです!?」
「お仕置きするためだよ。」
「お仕置きですって!?」
「自分の未熟さを棚にあげて、
息子の悪口言いたい放題、挙げ句の果てには、
俺を小馬鹿にするような態度とりやがって。
許せねェんだよ、お前みたいな馬鹿女が!」
「失、失礼じゃありませんか!?
私がいつ、勇介くんの悪口を言ったり
あなたを小馬鹿にしたと言うの!?
私は家庭訪問に来て、勇介くんの生活態度に
ついて事実をお話したまでですっ!
あなたの方が、私を若い女の教師という事で
小馬鹿にしているんじゃありませんか!」
「口のへらねェ女だね、まったく!
二度とそんな生意気な口がきけないように
懲らしめてやる!」
俺はパンストといっしょにパンティをつかみ、
引き裂くようにずり下げた。
「いやーっ!」
シミひとつない雪白の双臀が、プルルンと揺れるように
露出した。
「いいケツしやがって。」
俺はその大きくて弾力性のある美尻を
いつくしむように撫で上げた。
「いやっ!やめてっ!」
「思い知れっ!メス豚っ!」
俺の振上げた右手が、女の尻に炸裂する。
ピシッ!
「ひーっ!」
俺は餅つきのような要領で、叩いては揉み、
揉んでは叩き、息子の担任である女教師の
裸のお尻を何度も打ちすえた。
ピシッ!
「ああっ!」
ピシッ!
「いやーっ!」
ピシッ!
「痛、痛いわっ!やめてっ!」
ピシッ!
「ううっ!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「ひーっ!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「いやーっ!やめてーっ!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「お、お願いっ!もうやめてーっ!」
ピシッ!
「反省してるか!」
「・・・・・」
「返事をしないかっ!」
ピシッ!
「ひーっ!」
「反省してるのか、と聞いているんだ!」
ピシッ!
「あうっ!
・・・・ど、どうしてこんな目にあわされ
なきゃならないんですっ!?」
「なんだと!?
・・・・まったく反省の色がないな。
お前の性根を叩き直してやる!
うぉりゃあ!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「ああっ!痛いっ!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「や、やめてーっ!もうやめてーっ!」
「反省するまで許さん!」
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!ピシッ!
「ひーっ!反、反省しましたっ!
反省しましたから、もうぶたないでーっ!」
「口のきき方がなってないっ!」
ピシッ!
「ひーっ!」
ピシッ!ピシッ!
「いやーっ!
もう、もう許してっ!許して下さいっ!」
「反省したんだな!?」
ピシッ!
「ああっ!は、はいっ!」
俺はようやく手を止めた。
気がつけば汗びっしょりだ。
哀れなその女教師の尻は、真っ赤に
はれ上がっていたが、
俺の手の平も同じく真っ赤に
はれあがっていた。
お仕置きとは、する側も痛いものなのだ。
「じゃあ、土下座して謝れ!」
俺はその場に立ち上がり、
勝利の美酒に酔うような気分で
その女の謝罪を待っていたが、聞こえてく
るのは、その女のすすり泣きだけで、
正座して床に手をつく行動すら起こさない。
俺は舌打ちをして再びしゃがみ、泣き崩れて
いる女の腰のあたりをかかえて持ち上げた。
「い、いやっ!もういやっ!」
「謝る気になるまでぶちのめしてやる!」
「いやっ!謝ります!謝りますから!」
「本当だな?」
「・・・はい。」
女は涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら
正座し、床に両手をついた。
「申、申し訳ありませんでした。」
この女の屈辱感を思うと、失神しそうなほどの
興奮をおぼえる俺だった。
その時、部屋のドアが開いて、息子の勇介が入
ってきた。
「お父さ、・・・あっ、先生!」
勇介の存在に気がつき悲鳴をあげる女。
「どうしたの、先生。
パンツ脱いじゃって・・・。」
「出て行って!・・・出て行きなさい!」
「おい、先生よォ、
息子の勇介にも詫びを入れてもらおうか。」
「そ、そんな!」
女は水でも浴びせられたように、顔をはねあげた。
「勇介、先生はな、お前の悪口や
お父さんの悪口をいっぱい言ったから
お仕置きしてやったんだ。」
「お仕置き、って?」
「お尻ぺんぺんだ。」
「それで先生、お尻出してたんだ。」
「そうだよ。」
「さァ、勇介にも土下座してもらおうか!」
「出来ません!そ、そんなこと・・・・。」
「じゃあ、しょうがねェな!」
俺は女を四つん這いの姿勢にさせて
背中に馬乗りになった。
「いやっ!」
ピシッ!
「ああっ!」
「息子に詫びる事が出来ないなんて、
何も反省していない証拠じゃないか!」
ピシッ!
「もういやっ!許してっ! 」
「おい、勇介、お前も叩け!」
女は俺のその言葉を聞いたとたん、体を激しく
揺すって俺を振り下ろそうとした。
「おとなしくせんか!」
ピシッ!
「ひーっ!」
「さァ、勇介、今お父さんがやったみたいに
するんだ。」
「いいの?先生がかわいそうじゃない?」
「かわいそうなもんか!こいつは悪い女だ。
勇介の悪口を言いにここへ来たんだぞ!
ちゃんとやっつけておかないと、学校で
いじめられるかもしれないぞ。」
「うん、わかった。」
勇介が四つん這いの尻の前に立つと、女は狂っ
たように喚き出した。
「やめなさいっ!そんな馬鹿な事やめてーっ!」
「馬鹿な事じゃない!お仕置きだ!
息子にはお前をお仕置きする権利がある!」
「いやーっ!」
女はついにオイオイ泣き出した。
「さァ、やれ、勇介!」
「うん。」
パチン!
「もっと思いっきりだ!」
「よーし。」
パチーン!
「ああっ!」
「そうだそうだ!その調子だ!
どんどんぶっ叩け!」
パチーン! パチーン!パチーン!
「いやーっ!許してーっ!」
俺は息子と交互に、女の尻をぶちのめした。
パチーン! ピシッ! パチーン! ピシッ!
パチーン! ピシッ! パチーン! ピシッ!
パチーン! ピシッ! パチーン! ピシッ!
パチーン! ピシッ! パチーン! ピシッ!
女は身も凍りつくような屈辱の中で、大粒の
涙を流しながら、お尻を赤く熱く燃えたぎら
せていった。
「お父さん。」
「どうした?もっと叩け。」
「オチンチンが大きくなってきた。」
「ハハハ。それでいいんだよ。
強い男の証だ。」
***********************
妻は私の生原稿をそこまで読むと、顔を赤く染めて
哀しげな瞳を私に向けた。
「あなた、本当にこれを出版なさるおつもりなのですか?」
「何か文句でもあるのか?」
「いえ、文句だなんて。決してそんな・・・。」
「では、なんだ?」
「事実そのままなので、恥ずかしいんです。」
「ハハハ。誰も事実だとは思わんよ。
それにモデルがお前だなんて事も誰も思わない。」
「で、でも・・・。」
「おーい、勇介!」
ドアを開けて高校生の息子の勇介が書斎に入ってきた。
「なんだい、父さん。」
「いや、母さんがな、私の仕事にケチをつけるんだよ。」
「ケチだなんて、そんな・・・。」
「そんな事だろうと思ったよ。
しょうがないな、母さんは。お父さんが口答えする女が
嫌いな事骨身にしみるほど、知ってるだろ?
どうして逆らったりするの?」
「私、私は、ただ・・・・。」
「お仕置きだよ、母さん。裸になるんだ。」
「いやっ、許して、ね、勇介さん。」
「駄目駄目。我が家は昔からスパルタ教育なんだから。
悪い母さんは徹底的にお仕置きだよ。」
「あなた、許して下さい。」
「勇介の言う通りにするんだ。
今まで私が仕事で忙しい時には、私に代って
勇介がお前をしつけてきたじゃないか。
これからも我が家はこの上下関係でいく。」
妻はあきらめて、服を脱ぎ始めた。
私の妻はあの家庭訪問の日以来、私の女となり、
翌年、結婚して勇介の母となったのだ。
普通の家庭では、父親と母親が息子をしつけるが、
我が家では、父親と息子で、母親をしつけてきた。
妻が少しでも私に逆らった時は、スパンキングのお仕
置きなのだ。
そう、あの家庭訪問の日以来、ことある毎に、この元
女教師は、お尻の皮が剥がれてしまうほど、私や息子
にスパンキングされてきた。
妻が下着だけの姿になると、勇介が妻の首に犬の首輪
をはめた。
「ああ、いや。こんな惨めなこと・・・。」
「よく似合うよ、母さん。
さァ、となりの部屋まで四つん這いで
歩いていくんだ。犬みたいにね。」
妻は素直に四つん這いになり、息子に鎖を引張られ
歩き出した。
「もっとしっかりお尻を振って歩きなよ!」
息子はそう言うと、手に持っていた皮鞭で、四つん這いで
歩く妻の尻を激しく打った。
ピシリッ!
「ああっ!」
「今日は、パドルで百叩きの刑だからね。」
「ああ、勇介さん、どうかお許しを・・・。」
ピシリッ!
「ひーっ!」
息子と四つん這いの妻が部屋から出て行くと、
私は再び机に向き直り、原稿の続きを書き始めた。
脱サラ後、ポルノ作家として数々のヒット作を
書いてきた私だが、今度の、この、
「淫鬼の手記 〜女教師お仕置き地獄〜」
は、私が長年あたたねてきたもので、自分自身の家族を
モデルに書き上げるつもりなのだ。
となりの部屋から聞こえてくる、妻が息子に尻を打
たれる音と、悶え泣く妻の悲鳴が、私の創作意欲を
さらにかきたてるのだった。
「お仕置きの家」 おわり