早乙女宏美的悲壮美読本 『切腹之書 第五号』
お待たせいたしました。早乙女宏美さんの『切腹之書』第五号が完成いたしました。 今号も多彩な作品が盛り沢山です。前号に続き早乙女さんの貴重な「ショー構成覚え書き」第二回は「小野小町」と「葛の葉」の二作品。つづく早乙女宏美写真帳では、2011年サディスティックサーカスで演じられた「葛の葉」のモノクログラビアが十頁にわたりたっぷりと収録されています。読者投稿ページ「悲壮美同志会」も、他誌ではなかなか読むことのできない愛好家ならではのエッセイ、時代小説、朗読劇用の演出つき掌編小説といった、それぞれに情感あふれる作品群で充実しています。大野英士氏の寄稿文も新鮮で読みごたえがあります。そして今号も巻末には嬉しい特別付録、室井亜砂二氏のイラスト「間の山節(伊勢俗謡)」つき。是非お手にとってご覧ください。
☆悲壮美同志会――読者投稿ページ 「縄とハーネス〜『三幕の惨劇』の奥には〜」SE生 「戦国女城主 壮絶切腹」奇太郎 「林月の香」阿多幸彦 「介添えのお母さん〜豊穣祈願いけにえ塾〜」真野静香
「腹を召しませ、召しませ腹を〜切腹随想〜」大野英士 「あとがき」早乙女宏美 「特別付録・間の山節」室井亜砂二・絵