風俗資料館

    鏡堂みやび展

    期日:2005年9月12日(月)〜24日(土)

    会場:ヴァニラ画廊


    現代の責め絵師・鏡堂みやび氏の待望の個展がいよいよ9月12日より銀座ヴァニラ画廊にて開催されます。
    第二弾となる今回の個展では未発表の作品が展示される他、「縄師 鏡堂みやび」コーナーとして鏡堂氏が縄師として携わった数々の写真作品も展示されます。
    独自の美意識により真なる責めの神髄を見せつける孤高の画家鏡堂みやび。苦痛に悶え呻吟する女たちの淫猥無惨な絖肌地獄・・・是非会場に足をお運びいただき、その極上の被虐美世界をご堪能いただきたいと思います。

    ■ 鏡堂みやび――
    1970年代後半から1980年半ばにかけて日本を代表するSM雑誌であった「SMクラブ」の編集長をつとめ、縄師としても圧倒的な技術を誇る鏡堂氏は、同時にリアリズムを追求した凄絶な責め絵を描く責め絵師の顔も持つ、鬼才中の鬼才です。
    鏡堂氏は、「奇譚クラブ」の編集長であり責め絵師としても名高い喜多玲子氏の最後の弟子でもあります。伊藤晴雨氏から現代にまで脈々と流れる責めの真髄を受け継ぐ鏡堂氏にのみ表現することのできる迫真の緊縛図絵。絖やかな肉にぎりぎりと喰い込む残酷な縄、噴出す汗、苦痛に歪む女の表情・・・今にも押し殺す呻き声が聞こえそうな鬼気迫る作品は、被虐美に溢れ、見る者を圧倒します。
    これまで日本国内だけでなく海外でも高い評価を得て密かに好事家たちの間で取引されてきた鏡堂氏の作品は、石井隆監督の映画『花と蛇2パリ/静子』(2005年5月公開)の作中で使用されたことにより、その孤高の画家の存在を広く世に知らしめました。

    ■ ヴァニラ画廊→
    東京銀座のヴァニラ画廊は、フェティッシュな世界を表現しようとする作家の作品を積極的に取り上げて展示する、今注目の画廊です。サイト内[GALLERY]では、過去に行なわれた展示を一部閲覧することが出来ます。
    画廊までの道順・営業時間等はサイト内[INFO]にてご確認ください。


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