第7話 by 多香美じかん
由梨子の足の裏に舌を這わして、由梨子の恥辱にむせぶ
泣き声を楽しみながら、悟は、やがて、ピンクのパンテ
ィーがへこんでいる部分、つまりお尻の割れ目を凝視し
始めた。
そして、足の裏から唇を離し、由梨子のちょうど肛門の
あたりにハサミの先をつきつけた。
「いやっ!」
ゆっくりとハサミの先を押してゆく悟。割れ目の奥深く
に秘めたその蕾に刃先が届くと、由梨子はつんざくよう
な悲鳴をあげた。
刃先はパンティーを突き破り、直接、由梨子のそれを軽
く突いた。
「やめてーっ!」
悟は2、3度、その刃先でツンツンとその部分を突くと、
舌なめずりをしながら、ジョキジョキとハサミは動かし
始めた。
「いやーっ!」
淡いピンクのパンティーは幾枚かの布切れと化して床に
落下した。
ついに由梨子は下半身を完璧に剥かれた。
夢にまで見た白川由梨子の尻。その瞳を突き刺すような
輝きに、悟も宇田川も一瞬言葉を失った。
ついに大泣きしだす由梨子。
由梨子の泣き声を心地よいBGMにしながら、
今度は宇田川が、由梨子の母親・静江のパープルのワン
ピースの裾を捲り始る。
由梨子と同じように、静江も足をバタつかせ抵抗したが、
無駄である。スリットの入ったその色っぽい裾は簡単に
捲り上げられ、妖艶な臀部が晒される。
「お願いですっ。こんな事、やめて下い!」
「お母様、娘の由梨子さんはああやって
裸のお尻を晒しているんですよ。
お母様だって娘さんの辛くて恥かしい気持ちを
味わってあげなきゃ、不公平ってもんですよ。」
宇田川は楽しそうにそう言って、パンストやシルクで出
来た銀色のパンティーを、手慣れた手つきで脱がしおろ
しててゆく。
「ああっ、そ、そんな・・・。」
由梨子よりもひとまわり大きな、熟れた桃のような双臀が
出現する。
「いやっ!」
頬を紅潮させながら静江は、哀しげに瞼を伏せる。
「すげェ。こんないいケツ、見た事ないぜ。」
静江は激しく首を振って、宇田川のいやらしい言葉から
逃れようとするのだった。
パープルのワンピースに合せた紫色のパンプスを脱がし、
パンストとパンティを静江の足から抜き取った宇田川と
悟は、由梨子の時と同じように、静江の両足を抱え込み、
足首をロープでグルグル巻きにする。
「いやっ、やめてーっ!」
そして静江の美しい足首は、丸椅子の脚に縛り付けられ、
静江は由梨子と同じお尻を突出した直角の姿勢で固定された。
悟と宇田川は互いに右手を差し出し、握手を交わした。
ついに、白川母娘は仲良く並んで、裸の尻を晒したのだ。
悟と宇田川は、小躍りして喜び合った。
宇田川は床に転がっている静江のパンプスを拾い上げ、
自分の鼻先に近づけ、クンクンと匂いを嗅ぐのだった。
「くせっ!
こんな綺麗な社長夫人ともなれば、靴の中も
さぞや良い香りがするのかと思ったのに・・・。
あー、臭い臭い!鼻が曲がりそうだ。」
すると悟が、かがみ込んで静江の足の裏に鼻先を近づけ、
わざと大袈裟にクンクンと匂いをかぎ、
「うわっ、臭いっ!
奥様、足、臭いですよ!」
と言って笑った。
本当は香水の優雅な香りに満ちた靴の中や足の裏だった
が、宇田川と悟は、わざと、そんな風に言って、静江の
心を屈辱で打ちのめそうとするのだった。
その狙い通り、静江は更に激しく泣き出してしまう。
痛快そうにそれを見つめる宇田川と悟。
むせび泣く美しい母娘の、真っ白なお尻を見比べ、
宇田川と悟は、やるせないほど胸を熱く焦がしてゆく。
由梨子の、弾力性の有る見事なお尻と、母親・静江の官
能味満点の仇っぽいお尻は、ともに肉付きもよく、貫禄
たっぷりで、悟や宇田川には、尻叩きのお仕置きをされ
るために神が創ったものではないか、と感じられるので
あった。
悟は高鳴る胸の鼓動をおさえつつ、
「さァ、始めますよ、由梨子さん。」
と言って、由梨子の横に立った。
万感の思いで右手をふりあげる。
ママゴト遊びの、あの、幼い由梨子の膝の上で受けた屈辱が
甦ってくる。ずっと夢見てきた復讐、今、その瞬間なのだ。
ピシッ!
「ひーっ!」
悟の右手が由梨子の臀肉に炸裂すると、小気味良い音と
ともに、由梨子の悲鳴が広い室内に響き渡った。
ピシッ!
「ああっ!」
ピシッ!
「いやっ!」
ピシッ!
「痛いっ!」
ピシッ! ピシッ!
「いやーっ!」
ピシッ! ピシッ! ピシッ!
「お願いっ、やめてーっ!」
由梨子は泣き喚いた。近所の年下の幼なじみに裸のお尻
を晒し、平手打ちを食らうなど、今まで想像すらした事
のない光景である。
屈辱、恥辱、激痛、恐怖・・・。由梨子は泣き叫んだ。
ピシッ!
「ひーっ!」
ピシッ!
「いやっ!」
「どうです?由梨子さん。恥かしくって、痛くって、
たまらないでしょう?辛いでしょう?
あなたが僕にした事です。
この屈辱を噛み締めて、よーく反省する事ですね。」
ピシッ!
「ああっ!」
「まァ、今頃反省しても手遅れですけどね。
だって、いくら反省したって、
僕、許さないですから。」
悟はそう言ってゲラゲラと笑ったかと思うと、また急に、
険しい顔つきになって、由梨子の尻を叩いた。
ピシッ!
「ああっ、もういやっ!」
ピシッ! ピシッ! ピシッ!
「ひーっ!」
どれくらいの時間が過ぎたであろう、悟による炎の尻叩きは
終了した。ミルクのように白かった由梨子のお尻は、悟の真
っ赤な手形が無数に重なり合ってつき、まるで猿のお尻みた
いになっていた。
深く閉じた由梨子の目尻から、何粒も何粒も涙が零れ落ちて
いる。
その隣で静江も泣いていた。娘の身にふりっかかった悲劇を
ただ見ている事しか出来ない悔しさと哀しさにうちひしがれ
ていた。
だが、それだけではない。静江も、これから、由梨子が今ま
で受けていた地獄の拷問のような仕打ちを受けなければなら
ないのだ。
悟が静江の横に座った。