第14話 by 多香美じかん
ピシリッ!
「ひーっ!」
ピシリッ!
「あうっ!」
静江に対するお仕置きが始った。
社長夫人が新入社員にむき出しの尻を叩かれる惨めさは、
どれほどのものであろう。
それにその新入社員は、娘の幼なじみで、
子供の頃からよく知っている近所の男の子なのである。
しかも、そのはずかしいお仕置きは、娘の由梨子の目の前
で展開されているのだ。
悟や宇田川は、静江のそんな屈辱を思うと、痺れるほどの
興奮をおぼえるのだった。
ピシリッ!
「ああっ!」
ピシリッ!
「あひーっ!」
「いやあ、素晴らしいですよ、奥様。
僕は最初、由梨子さんだけに復讐するつもりだったんです。
いくら奥様が美人だといっても40過ぎですからね。
とても性欲の対象にはならない、と思っていたんです。」
宇田川は悟にお尻を叩かれて泣いている静江に、
楽しそうに話しかける。
「ところが、この松下くんが
どうしても由梨子さんのお母様もお仕置きしたい、
って言うものですからね。
いやあ、この肌の艶でしたら全然問題ありません。
色気なら由梨子さん以上ですし、お尻もまた、見事
なくらいに大きくて・・・。実に素晴らしい!
な、松下。」
「そうですね。叩き甲斐のある、いいお尻です。」
ピシリッ!
「ひーっ!」
悟は、静江の尻を叩きながら、宇田川に返事をし、
得意気は表情で話し始めた。
「僕が由梨子さんにお仕置きされた時、
由梨子さんはこう言ったんです。
私だって悪い子の時はお母様にお尻ぶたれるのよ、って。」
ピシリッ!
「ううっ!」
「だから、僕は由梨子さんと同様、お母様にも復讐を
誓って生きてきたんです。お尻叩きなんてものを由
梨子さんに教えた罰として、お母様にも辱めを与え
なければいけない、と考えてね。」
ピシリッ!
「ああっ!」
「お母様は近所でも評判の美人でしたし、僕自身も
綺麗な人だな、ってずっと憧れていましたから。
こういう美しいお尻をしている、と確信していました。
大正解でしたよ。」
ピシリッ! ピシリッ! ピシリッ! ピシリッ! ピシリッ!
「ああーっ!」
「ザマアミロです。
どうです?御気分は?」
ピシリッ!
「ああっ、許してっ、もう許して下さい!」
「まだまだ。もっと娘さんのお手本となるように、
いい声で泣いて下さい。
まだお尻だってピンク色じゃありませんか。
もっと、この間のように真っ赤にならないと・・・。」
ピシリッ!
「ひーっ!」
「それにしてもいいケツだな。
やっぱり毎日贅沢なモンばっかり食って、
高いエステなんかもしてるんだろうな。
普通、40過ぎのオバチャンで、この肌はないぜ。」
宇田川はしみじみそう言うと、
四つん這いになっている静江の太腿に平手打ちをし始めた。
パチン!
「ひーっ!」
やや太めではあるが、乳白色の美しい足である。
パチン!
「痛いっ!いやっ!」
宇田川が平手打ちを食らわせるたび、静江の太腿は
タプタプと揺れて波打ち、宇田川のサディズムを刺
激するのだった。
悟に尻を、宇田川に太腿を、交互にひっぱたかれて、
静江はどうしようもない恥辱と苦痛に、泣き狂うの
だった。
「やめてーっ!もう、やめてーっ!
お母様を許してっ!
もう、お母様を叩かないでーっ!」
突然、発狂したように由梨子が叫んだ。
「うるさい!
やめるとか、許すとか、
そんな事は俺達が決める事だ!」
宇田川は由梨子に痛快そうに、そう言い返し、
躊躇する事なく、静江の太腿打ちを続けた。
右、左、右、左と軽快なリズムで叩き続けた。
悟は由梨子の声など耳に入らない様子で、
何かにとりつかれたように、静江の豊臀を
叩き続けた。
パチン!
「ひっ!」
ピシリッ!
「ひーっ!」
パチン!
「あうっ!」
ピシリッ!
「ああっ!」
パチン!
「あひっ!」
ピシリッ!
「ううっ!」
静江は、少なく見積もっても、お尻を100発以上、太
腿を50発以上平手打ちされた。
むき出しの臀部と太腿は真っ赤である。。
叩かれていない脹脛の白さとの対比が見事なまでに
美しかった。
悟と宇田川が体から離れると、静江はグッタリと
うつ伏せに倒れてしまった。
「さて、次は由梨子だ。」
「無理だよ、宇田川さん。
手がはれ上がっちゃって。」
「確かに。俺も手が痛ェ。
お仕置きする方も楽じゃねェな。」
手を振ったり、手の平にフーッと息を吹きかけたり
している悟に笑いかけながら、宇田川は、
ビリヤード台の下に置いておいたテニスラケットを手にした。
「こんな事もあろうかと思って、
用意しておいたんだ。」
宇田川がそう言ってラケットをかかげると、
悟は、嬉しそうに、
「そいつはいいや。
宇田川さんと由梨子さんは、テニス部の先輩後輩なんだから、
テニスラケットのお仕置きがピッタリだね。」
と言った。
由梨子は恐怖に怯え、宇田川の持つラケットを見つめている。
「さァ、由梨子、このラケットで
思いっきり、お前の尻をぶちのめしてやるからな。」
宇田川がラケットを持って構えた。