★Rマネの追記★
上記、おしゃべり芝居第195回にてご紹介いたしました都築響一氏の『東京右半分』。筑摩書房のwebちくまにて2009年9月から2011年12月までの長期にわたり毎週(!)連載されていた凄まじく、そして素晴らしく熱い、都築氏ならではの東京見聞録が一冊になりました。ご興味のある方は是非お手にとってお読みください。内容同様、ずっしりと重みのある、充実の一冊です。ちなみに濡木痴夢男は「濡木痴夢男」としては出ていません。皆様お気づきになられるでしょうか?
なるべく都心から近いこと。なるべく家賃や物価が安いこと。エネルギッシュな町が生まれる要素は、このふたつしかない。いま東京の若者たちがみずから見つけつつある新たなプレイグラウンド、それが「東京の右半分」だ。この都市のクリエイティブなパワー・バランスが、いま確実に東、つまり右半分に移動しつつあることを、君はもう知っているか。(序文より)
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