2008.10.3
 濡木痴夢男のおしゃべり芝居 第五十九回

 「人妻監禁酒場」演出メモ


「人妻誘拐酒場」というタイトルをすこし変えて「人妻監禁酒場」にしよう。
 うん、こっちのほうがいいな。だけど、これもまだ仮題である。
 最終的には全くべつのタイトルになってしまうかもしれない。でも、いまのところ、これがいちばん気分に合ったタイトルだ。
 では思いつくままに、「人妻監禁酒場」の演出メモをこれから書くことにする。
 ついでだから主演の人妻の名前も、青山テルコではちょっとイメージから離れるので、「琳」(りん)ということにします。
「人妻・琳」。うん、このほうがいまどきの若妻らしいひびきがある。神秘的な感じもする。「逃亡者(ながれもの)おりん」という12チャンネルの連続時代劇も昨夜観た。青山倫子主演。縛りや吊り責めシーンもあった(あまりおもしろくなかったけど)。
 二年前、私の「縄」にすばらしい反応をみせた、あの石谷秀のイメージを脳裏にうかべながら、本当に、思いつくままなので順不同です。
 誘拐してきた人妻・琳を、後ろ手にぎっちり縛りあげたまま、カウンターの上にきちんと膝をそろえて正座させる。
 はじめは着衣のまま。
 その正座ポーズを、正面にカメラを据えてじっくりと撮る。
 人妻・琳の左から撮ったり右から撮ったり上から撮ったり下から撮ったりしないこと。
 つまりカメラをやたらに動かさないこと。
 そのとき私は、人妻・琳のまうしろのカウンターの下にうずくまり、体を隠している。
 私というのは、つまり「誘拐犯人」です。
 カウンターのかげに隠れて、私は人妻のスカートの裾を後ろからこっそりまくりあげる。そして、身をひそめたまま、人妻のお尻のあちこちを、いやらしくいじりまわす。
(羽根か筆のようなものを使うか、それとも指先だけでいたずらするか。つまりこの犯人は、こんなことをするのが好きな男なのです)
 当然、人妻・琳は、カウンターの上に正座させられたままの姿で悶えます。
 くねくねと縛られた体をくねらせます。
 哀願しようとしますが、サルグツワのために声が出ない。
「うぐ、うぐ、うぐぐぐぐ!……」
 この濁った声の色っぽいこと!
 白い喉がひくひくとあえぎ、目は羞恥と屈辱の色を示して必死に訴えます。
 カメラは人妻のその正面だけをねらい、後ろにもぐりこんでいる私(つまり犯人)は撮らないのです。
 つまり男は、人妻のお尻に、何か変ないたずらをしている、だが、何をしているのかわからない。
 わからないけど人妻の体は激しく反応し、羞恥と屈辱にうめきながらゆれ動いている、という情況を撮りたいのです。
 犯人はどんなにいやらしい、変なことをしているんだろうと、映像をみている人たちに妄想を抱かせたいのです。イライラさせたいのです。
 AV系の演出家とか、カメラマンは、私がそういう演技をすると、すぐにカメラのレンズを私の手もとに接近させてきます。
 そして私の指先と、女の肛門に焦点を合わせ、アップにしたりします。
 それではもうつまらないのです。
 そんな映像は「説明」であって「描写」ではないのです。
 男の行為を説明するだけ、そして女体の一部分だけを説明する効果しかありません。
「説明」であって「描写」でも「表現」でもないのです。
 マニアへのサービスだと思って、「親切」に、あるいは商売熱心にそれらの演出(雑誌の場合は編集)が、じつは、いかにマニアのプライドを傷つけ、嫌悪感を抱かせているかということを、彼らは知りません。
 くり返します。
 あなた方は、あなた方の知らないうちに、鋭く深い感受性をもつマニアの人たちのプライドを傷つけているのですよ。
 いくら見た目にどぎつく、これでもかこれでもかとばかりに強烈な「凄い」映像や写真を作っても、それは単なる「説明」であって、描写でも表現でもないこと、そしてそれはマニアの神経を逆撫でするものだということを、どうかわかってください。
 や、また妙な横道にそれた。
 私がいくらこんなことを訴えても、
「マニアだけを相手にしているのではない。ふつうの人にも買ってもらわなければならない。よけいな口出しをするな」
 と言われれば、それでおしまいです。
 プロデューサーのA子さん。思いつくままに、現場での「撮影メモ」をどんどん書いていこうと思っていながら、なんだか途中で、またこんな愚痴をぐだぐだ書くようになってしまった。
 やはり全体の情況を把握し、人妻・琳の反応を観察しながら、瞬時のひらめきをもとにして、おもしろいシーンを作っていくことにします。
 私は自分のそういうひらめきを信じています。私はやはり理論派ではなく、その場のその場のひらめき派です。
 浅学非才、そういうひらめきだけで生きてきたような人間です。
 ですが一つだけ、やりたいシーンがあります。
 それを書きます。
 監禁され、責められている最中に、人妻の琳は、私に顔をむけ、サルグツワに封じられた口を必死にもごもご動かして、何かを訴えるのです。
「……………!」
 私は意地の悪い微笑をうかべながら、それに応じます。
「え、なに? おトイレに行きたいの? ああ、そうか、ションベンしたいんだな。こんな店の中でションベン漏らされたら迷惑だからな。行ってきな。トイレはすぐそこだ。パンティはもうぬがしてあるから、ケツをまくればすぐできる。そら、早く入ってこい。ケツをまくってやる。」
「……………!」
 人妻は首を横にふり、悲しげな目で哀願します。
「え、なんだって?手を自由にしてくれだって?それは駄目だよ。縛った縄を解いたら、あんた、逃げるだろう。あばれだされたら困るからな。縛られたままで、ションベンやってきな。終わったらおれが拭いてやる。さあ、漏らさないうちに、早くしてこいよ」
 言いながら私は、トイレのドアをあけてやります。
 人妻・琳はなおも肩をゆすり、男の足もとに犬のように這って、みじめな姿で哀願をつづけます。
「ふうん、どうしても縄を解いてくれっていうのか。それじゃ、かわいそうだから、ションベンしている間だけ解いてやろうか。そのかわり、ションベンが終わったら、あばれたりしないで、またおとなしく縛られるんだぞ。おとなしく自分から両手を背中にまわし、手首をかさねて、どうぞお縛りくださいと頭を下げたら、解いてやってもいい。どうだ、その約束ができるか」
 男の残酷な言葉に、人妻は泣きそうな顔になりながらも「はい」と言うようにうなずきます。
 排尿を耐える人妻の白いお尻。
「よしよし、約束したぞ」
 と男はゆっくりと縄を解いてやる。
 この、縄を解くところも、編集のときカットしないで、撮ったシーンはぜんぶ入れてください。
 AV系のSMビデオなんかだと、編集のとき、こういうシーンは無駄だといわれ、ばっさり切られて、映像では、つぎの瞬間、女は自由になっているのです。
 縄を解かれるときの女の複雑微妙な表情、体の繊細な反応にも、被虐エロティシズムの妙味、醍醐味がたっぷりとひそんでいるのです。どうかそこをカットしないでください。
 両手は自由にしてやるが、逃げられないようにウエストにぎゅうっとひと巻き、つまり「腰縄」を打っておく。
 その縄尻を男がしっかり握る。そして、
「よし、行ってこい」
 人妻をトイレの中に入れてやる。
 ドアをしめる。ドアのすきまから外へのびている腰縄。
 それを握りしめて、ときどき引っ張ったりする男。
 水を流す音がきこえ、やがて人妻がトイレから出てくる。
(人妻の尻に男が手を触れて拭いてやるシーンを、軽く撮ってもいい。実際には、せまくて足場が悪いのではっきり撮れないと思う。暗くてせまい中で、男と女が密着して何やらもそもそやっている雰囲気が、また隠微でエロティックでいやらしいかもしれない)
 トイレのドアの外で人妻は正座し、男の前に両手をついて、もう縛らないでくれというふうに訴えます。
 口には依然としてサルグツワが厳重にかかっているので、濁った声は出るが、言葉にはならない。
 男は非情な顔で、首を横にふる。
 そして縄の束で、女の首や肩や胸のあたりを軽くたたいて威嚇する。
 人妻はあきらめて、いっそう悲しげな絶望的な顔になり、男に背中をむけます。
 そして、ああ、なんと、自分からおずおずと、左右の腕を背中にまわすのです。そのいじらしく哀れっぽい風情。
 しかし男は、
「もっと手首をかさねて高く上げろ!」
 と、怒鳴りつけるのです。
 人妻はおびえ、がっくりと首をうなだれ、男の命じるままに、背中で手首をかさねるのです。
「もっと手首を高く上げろ!」
 怒鳴りながら、ゆっくりと縄をかけていく男。
 心の中では、舌なめずりをしています。
 その縄は前よりもきびしいのです。あまりのきびしさに、人妻・琳はときおりサルグツワの中から、うめき声をあげるほどです。
 ……このシーンだけは、ぜひ撮ってもらいたい。こういう設定で、こういう動きのシーンが、私は大好きなのであります。
 こういうムードの中で撮影が進行していったら、私の縄にどんなに強烈な、熱い情念がこもることでしょう。
 そして「琳」もまた、どんなに被虐の哀歓のこもった、情念たっぷりのエロティック反応をみせてくれることでしょう。
「人妻監禁酒場」(まだ仮題のままですが)というこのドラマの中で、人妻・琳を演ずる石谷秀さん。
 あなたは、この私の文章を読まれて、いまどんなお気持ちですか?
 えッ?
 なんにも感じない?
 それでは困ってしまうなあ。
 ウーン、私はやっぱり撮影の前に、秀さんに一度会ってお話しないといけないでしょうか。
 そして、いい「仕事」をするために、現在の秀さんの「反応」を、前もって確めてみるべきなのだろうか。
 確めることなんかしないで、撮影現場でいきなりきりきり縛りあげて、心の中で、
「二年ぶりの濡木の縄の味はどうだ!」
 と叫んだほうが、より官能的な反応になるだろうか?
 ウーン。迷うなあ、これは……。

 ここで話は、がらりと変わります。
 一生けんめい書きつづけていて、なんだか疲れたので、「オール読物」を読んでいたら、柴門ふみさんと石田衣良さんの対談のページがありました。
「柴門ふみの『結婚力』講座」という連載読物です。
 その中で私が、ウーン、なるほど、とうなったところがあります。その部分だけ、ちょっとご紹介します。

石田 ……セックスの醍醐味は、好きな人とたくさんする。これに尽きます。
柴門 二人のファンタジーが一致したらいいですよね。
石田 女の人って、なにか「溢れだしちゃうもの」をたまに見せてくれる方がいいですね。ウワーッとおっきな欲望が溢れるとか、ものすごく献身的な行動をするとか。例えば柴門さんに、仕事の局面では三日間寝なくても大丈夫、みたいなエネルギーを見せられると、すごいなあと思うんですよ。それと、女の人はやたらにピュアなものを好きですが、でも、そのピュアなものに何か自分の欲望をもっと正直にぶち込んだほうがいいんじゃないかなあ。私ってちょっと変態、と堂々と思えばいいんですよ。
柴門 フッフッフ。
石田 僕、これに関しては、日本じゅうの夫婦にぜひ言いたいです。男の人も、女の人も、自分の性癖や、心の中にある密かな欲望を隠しすぎ。二人でちょっと酔っ払って、「もう五十だけど、実は競泳水着を着てほしい」というふうに言えばいいんだよ(笑)。今、AVとかで六十歳の熟女セーラー服ものとかあるし。理由なき情熱のことを変態というんだけど、一生楽しめるんだから、それでいいじゃないですか。

 十ページにわたる対談の中で、ほんの一部分だけ紹介させていただいたが、石田衣良さんの「理由なき情熱のことを変態という」という言葉には、ウーム、なるほど、うまいこと言うなあ、とうなりましたね。
 さすがは直木賞作家、そして私も愛読した「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ(私はこの小説のおかげで池袋の町をあちこち歩くようになりました)の、人気流行作家であります。
「理由なき情熱を変態という」
 こう言われてみると、まったくそのとおりで、思いあたることばかりです。
 私は、私の手で縛られる女性(モデルとか女優ばかりですが)が、体を縄で締めあげられると、目をうるませ、ボーッとなって陶酔状態になってしまうことが、不思議で不思議でたまりませんでした。
(ちなみに「縄酔い」という言葉を作ったのは私です。五十年前のことです)
 それで、そういう女性たちにむかって、
「ね、ね、教えてくれないか、どうして縄で縛られると気持ちがいいのか、教えてくれ。たのむから教えてくれ」
 真剣に聞きました。
 これまでに、五百人以上の女性にむかって、まじめに聞きました。
 もちろん、まじめに答えてくれそうな女性だけに対して、縄を解いた直後に聞いたのです。
 彼女たちは大体三十秒から一分間位(この時間はかなり長い)首をかしげて考えたあと、ほとんどが、
「ワカーンナイ」
 と答えるのでした。
 落花さんという人は、モデルでも女優でもなく、立派な知性をもってクリエイティブな職業についている女性ですが、この落花さんにしても、私のこの質問には、羞恥と困惑の表情をうかべたまま、沈黙してしまいます。
 沈黙といっても、私の質問を無視したり、拒否するわけではなく、彼女は彼女なりに考えているふうなのです。
 ですが、答えはやはり「わからない」になってしまいます。
 もう二年以上になるおつきあいの間に、私はこの質問を、そのたびに、約五十回くり返していますが(これは私がしつこいというわけではなく、彼女の縄酔い状態があまりにも深く長いので、思わず聞いてしまうのです)答えはやはり「沈黙」です。
(恥ずかしがり屋の彼女は、こういう言葉を口にするだけでも恥ずかしがって沈黙する、ということもあります)
 知性と理性のかたまりのような落花さんでも、この質問には明確に、歯切れよく答えられないのです。
 しかし「変態とは理由なき情熱のことである」と、ズバリひとことで言われてしまうと、なるほど、うまいこと言うなあ、と感心し、妙に納得してしまいます。
 考えてみると、私が女性を縛りたい、そして飽きもせずたくさんたくさん縛ってきたことも、
「理由なき情熱」
 だと思えば、なんとなく片付いてしまいます。
 理由がないということは、やはり「本能」なのでしょうか。
 選ばれた人間にしか与えられない「本能」なのでしょうか。この「本能」は、ホンのひと握りの人間にしか与えられないのです
 神様がひと握りの人間にしか授けてくれないからといって、この「本能」を持つ人間が「偉い」とは、べつに思っていませんけど。
「理由」がある情熱だと、それはもう変態ではなく、「正常」になってしまうのでしょうね。
「正常」な人間たちが作る「変態モノ」は、理由とか理屈とかをなんとかくっつけようとするから、つまらない、なんの飛躍も意外性もない通俗的な、退屈なものになってしまうのでしょうね。

つづく

★以下「みか鈴」さんからお寄せいただいたご感想を、ご本人の承諾を得て転載させていただきます。

みか鈴さんからのcomment   ★おしゃべり芝居第五十九回への感想★
2008年10月05日 12:14
 先生、今回の「おしゃべり芝居」は今度の秀さんとのプレイに臨む先生の夢の部分を語られてますわね。
 ほう、それってHだわとか、それはどうかしらんっていう感想を述べるのは差し出がましい行為と思いますから美香は控えたいと思いますが、只一つ、口を挟みたい事があります。
>そして、いい「仕事」をするために、現在の秀さんの「反応」を、
>前もって確めてみるべきなのだろうか。
 という部分ですのよ。
 余計なお節介な美香の話なのは重々承知していますが、ちょっと美香の思う事を聞いて下さいませ。

 予め確かめる、つまりはリハーサルですわね。
 先生、それでは、いい「仕事」になるでしょうけど、面白いSMにはならないと思うのです。
 美香はSMであらかじめ想像できる事が多いSMって、美香が石谷秀さんの役をしたとして考えると、美香には魅力が半減するのです。
 美香は判ってるSMより、どうなるのか予測の付かないSMが好きです。どうなるのか判らないからこそゾクゾクするのです。
 たとえ「仕事」としては失敗に終わろうとも、秀さんの「反応」を前もって確めてみるべきではないと思うのです。
 先生、先生は石谷秀さんが、そういうシュチュエーションでどう反応するのか判らない方が、ドキドキしませんかしら。
 前もって確めて、どう反応するか判ってしまって本番に望むのと、そうでなくその時、初めて、Mの反応する姿を観るのではS側の先生の「反応」も違いますでしょうし、Mである秀さんの「反応」もそれにより歪んでしまうか、若しくは初回より弱い反応になるように思うのです。
 予め確かめたとなると、それは先生、秀さん共にその事について2回目の出来事であります。 手順や段取りが上手に出来たとしても心の部分はどうでしょうかしら。
 美香には心の反応は初回より2回目のほうが弱いように思えるのです。
 心を撮りたいと仰ってます先生の撮られる「人妻監禁酒場」は、ぎこちないアラが沢山出ましょうとも、リハーサルなしの本番一発勝負のものを観たいと美香は思うのです。
 美香は、最高のSMプレイとは、音楽で云うとクラシックよりフリージャズに近いプレイだと思うのです。
 フリージャズはアドリブが命です、どんな風になるのかプレイヤーにも観客にも予測が付かないハラハラ感が、演奏に緊張と楽しさを生みだします。
 先生は秀さんに優れたMの表現者としての才能を見いだされているように思いますから、先生の縄が秀さんの表現によって先生の考えてもいない領域を引き出してゆく、そしてそれになんの計算もなく本能で感じる。そういうアドリブの連鎖とでもいうようなモノが秀さんとだったら出来るのではないかと考えておられるように美香は思うのです。
 ですから、前もって確めてみるっていうのは美香は面白くないって思いますのよ。
>「変態とは理由なき情熱のことである」
 石田衣良さんの名言ですわね。なるほどと美香も納得しましたわ。
 その言葉を使わせて貰いますと 、
 今回、先生の「人妻監禁酒場」で美香が観たいものは、SとMの「理由なき情熱」の鬩ぎ合いだと云う事が出来ますわね。
 SとM、理由なき情熱が鬩ぎあう時、そこにSMのエロスの神が無邪気な矢を携えて降りてくると思うのは美香の身勝手な見方ですかしら。

 ともあれ美香は「人妻監禁酒場」仕上がります事を願ってますわね。
 楽しみですわ。

 ★みか鈴さん、ありがとうございました。
  皆様もお読みになったご感想など、是非お気軽にお寄せください。

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