先生、美香です。
たった今、73回目の「緊縛写真飢餓時代」の感想を書きましたのよ。
久しぶりに先生に美香のSMに対する思いの丈を書き終えて、美香はとてもすっきりした気分ですのよ。
そうした気分で、もう一度「おしゃべり芝居」の表紙にもどってみましたら、
「あら?……もう新しい『おしゃべり芝居』の74回目が書かれてるわ」
という感じで、早速74回を読みましたところ、「おっ!なるほど……そう、先生もそう思っておられるのだわ」と新たな共感を覚えましたの。
このように先生の書かれるSMになんでも反応してしまう美香は、もしかしたら「プライドも羞恥心もかなぐりすて、白眼をむきだして自分だけの快楽に寝穢(いぎた)なく溺れるM女群」のような浅ましさを持ってるのかも知れませんわ。
美香はプレイ経験も少しはあります。
普通に比べれば多いといっても良いぐらい遊んではいます。
ですが、このようにSMに関する思いを共感する事は少ないのです。
ですから、浅ましくとも、美香は先生の仰ることに共感を覚えるという事を書きたいのです。
>長くても三分間しか耐えられない、力のこもった縛り方である。
>つまり、本当の意味での緊縛をやりたい。
察する所、これって捕縛術の理を外さない「緊縛」ですわね。
Mでなければ、悦びも得られぬ縛り方をされようと思っておられるのですね。
先生の「緊縛術」、敢えて術という言葉を使わせて頂きますが、この術はマゾっ気のない普通の女性でも耐えられるような安全な縛りです。
そしてそれは、今のSMの縛りでもあります。
美香の感じる所では、巷に氾濫している今の縛りは先生の「緊縛術」のアレンジに過ぎない、と言いましても、過言ではないように思います。「緊縛」というジャンルで圧倒的なシェアーを誇る、技術体系が濡木流とも云える縛りの方法ですわね。
ですが、今回の「新」緊美研では、濡木流ではなく捕縛系の本当に拘束することの出来る縄を掛けられると理解しましたのよ……つまり手首や腕の負担を軽減することなく行われるのですね。
先生、これは変態です(褒め言葉と思ってくださいね)……
多分、それを見極められるマニヤは少ないと思われます。
濡木流の緊縛を本物と思っておられる方には、何で3分も持たないのかが理解できないかも知れませんわ。
ですが、先生の思いは美香には分かるのです。
SMが安全になってしまい、其処にはSMの持つ緊張感がありません。
ですから、Mが生半可な思いですると、飛んでもない、そんな本物の捕縛を復活させたいと思われたのでしょうね。
美香は最早このようなSMに耐えるだけの体力や柔軟性を持ってませんから、その縄がどのようなモノかを味わいたいけれど、出来ませんわ。
正中神経麻痺、尺骨神経麻痺、橈骨(とうこつ)神経麻痺のような神経麻痺をおこしてご迷惑をお掛けするだけだと、Mとして受けるのは諦めておりますが、それは見て見たいのです。
リミッターを外した縄がどのようにMに作用するのか。
閉塞した今のSMに対しての先生の答えが緊美研で見れるのですわね……是非それには美香は立ち会いたく思います。
緊美研観客の1人として参加させて貰いたいと思いますのよ。
無論、それが可能ならの話ですわ……
美香が参加可能なものなら、教えて頂ければ、きっとワクワクし、嬉々として参加したく思いますわ。
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